こんにちは。西宮市ピアノ教室 piano room canoro 丸山です。

今年も残りあとわずかになりました。🎄

「忙しい、忙しい」と走り続けた2019年でしたが2020年も暴走しそうな予感です。

今回はタイトルにある「読譜」について熱く(?)語りますね。

・・単刀直入に言うと「読譜力」はあった方が絶対にいいです。

。。。が、無くてもいいです。

「どっちやねん?」怒られそうですね。。

・・楽譜を読むという行為は単にメロディとハーモニーの再現をするだけでなく、その楽譜から作曲者の意とする事や背景を紐解く作業でもあり「読譜力」がとても助けになることには違いないのですが、私は「読譜力(譜読みの力)」にさほど重要視はしません。。。と言いつつも自分の生徒ちゃん達には音符カードやらプリントやら初見本やら・・・セッセッと取り入れているので思いっきり矛盾していますが。。

でも、世の中には世界的に有名なイタリアの天才オペラ歌手パバロッティのように楽譜が全く読めなくてもプロとして立派に活躍している演奏者も沢山るのも事実。

私は時々、音楽ボランティアとして仲間達と小学校に演奏に行きます。そして去年まで在籍していたドラム担当のメンバーは楽譜が全く読めませんでした。・・・が、彼女の手から弾き出されるパンチの効いたドラムの音は本当に素敵でした。そして彼女、楽譜が読めないはずなのに私達が出す音を耳で聴き、色々なリズムを叩き分け、盛り上がり、カッコよくエンディングまで1拍のズレもなくしっかりとキメてくれていました。普段、楽譜にしがみついて演奏している私には「楽譜を見ないでカッコよくキメて曲を終える」というのが本当に目から鱗で神業にしか思えなかった記憶があります。1度だけ「どうやって音楽の終わりを見つけるの?」と聞いたことがあました。彼女、「みんなの様子を観察していたら、そろそろ演奏が終わるぞ〜って身体からサイン出しているよ」「その“終わる感”を感じ取っているだけ」と答えてくれました。

・・このブログでも度々登場するアントロポゾフィー(人智学)も、「音楽の始まりと終わりを見つけて即興演奏」というものを学習するのですが、ドラム担当の彼女と通じるものがありますね。

残念ながら彼女は旦那様の転勤で遠方に引越されたのでパンチの効いたドラムの音も、音楽の終わりの話もそれきっりになってしまいました。残念~!ドラムの音、もう一度聞きたかったです。身体から出すサインを見つける方法を伝授して欲しかったです!

合唱団メンバーにも不思議なお方がいらっしゃいます。彼女も楽譜が読めませんが、彼女の歌声、何とも言えない味わい深いいい声です。(ウットリします)彼女、時々舞台でカホン(打楽器)を叩きます。これがまた素敵!“音を愛でる”という言葉がぴったりなほど愛おしそうにカホンを叩く姿は本当に魅力的です。彼女にも「どうやって演奏しているの?」と聞いた事があります。彼女、「タンタンタンを20回、その後タ~タタンと10回叩いたら、おもむろにテナーサックスと目を合わせる、その後じゃらら~んで終わる」などと書いたメモ用紙を見せてくれました。。

🌈ドラムの彼女とカホンの彼女の音楽との関わり方は、私(固定観念にガチガチに固められ、中途半端に楽譜が読める頭でっかち人間)に「音楽を演奏するとは」←(“~とは” ネット検索のお決まりのセリフ?)を考えさせられる事柄でした。

。。。熱く語ったつもりですが、読み返すと自分でもよくわからない文章になってしまいました。。眠いのでこのままの文章で投稿します。

カホンって最近流行っていますよね〜↓フリー画像から撮ってきました💻

 

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 🛫全然関係ないですが娘のドイツ修学旅行のお土産でです。🍫羨ましい・・

それでは、相変わらず、まとまりのないブログですが眠いので寝ます

おやすみなさい

 

🎹西宮市ピアノ教室 piano room canoroではお1人1回1,500円で、30分の体験レッスンを随時受付しております。(上ヶ原小学校より徒歩1分の場所です)

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